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スレート屋根(スレート瓦)の素材と修繕方法~兵庫県川西市の外壁塗装~

 

前回モニエル瓦をご紹介した際に出て来たスレート屋根を、今回はご紹介していきたいと思います。

近年多く使用される様になったスレート屋根ですが、スレート屋根とはいったいどういう屋根材なのか、どんな種類がありどんな特徴があるのか、参考にしていただければと思います。

 

 

【目次】

1.スレート屋根とは?

2.スレート屋根の素材

3.スレート屋根のメンテナンスチェック項目

4.スレート屋根の修繕方法は?

 

5.まとめ

 

 

 

1.スレート屋根とは?

原材料はセメントとアスベスト(石綿)を混合して作られた薄い瓦の事を言います。

しかし、アスベストの人体影響が懸念され、アスベスト使用が禁止になり、現在のスレート屋根には天然パルプが使用され、アスベストは使用されていません。

 

 

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2.スレート屋根の素材

薄い板状の屋根の事を指すスレート屋根。

材料によって大きく分けられるのが化粧スレートと天然石スレートの2種類になります。

では、その2種類の違いを詳しく紹介します。

 

2-1 化粧スレート屋根(セメント系スレート屋根)

セメントと繊維を混ぜ、厚さ5mmに成型された平板状の屋根の事を指します。品質が均一化されており平板状なので、運びやすく、施工費も安く済むので現在は主流のスレート屋根になっています。

「カラーベスト」や「コロニアル屋根」とも呼ばれている場合もありますが、こちらは化粧スレートの商品名になり、爆発的な普及をした為、それが定着してしまい、化粧スレートの事を「カラーベスト」や「コロニアル屋根」と呼ばれる方が多いそうです。

 

2-2 無石綿スレート屋根(化粧スレート屋根)

「石綿」とは化粧スレートの中に含まれている繊維の一部の事を指し、石綿は英語でアスベストです。

そのアスベストの原因にもなった石綿を使用せず、天然パルプを混合し製造したスレート屋根の事を指します。

 

2-3 石綿スレート屋根(化粧スレート屋根)

セメントに混ぜる繊維の一部に石綿(アスベスト)が入っており、それを含むスレート屋根の事を指しています。

しかし、アスベストは健康被害が懸念され、使用が禁止になりましたので、今となっては製造・使用されていないスレート屋根になります。

※石綿スレート屋根を使用しているからというだけで、アスベスト被害にあう訳ではありません。

2-4 天然石スレート

天然の岩でもある粘板岩を、薄く板状に加工したスレート屋根の事を指します。

天然岩を使用している為、高価なものになりますのでほとんど普及していません。

重量もあり意外に割れやすく、運搬時にも施工時にも細心の注意が必要になります。

天然石スレートのほとんどは海外からの輸入に頼っています。

 

 

3.スレート屋根のメンテナンス

スレート屋根のメンテナンスのタイミングは難しく、雨漏りなどの症状が出て初めて分かる事が多いようです。

普通の屋根の様に、10年~15年を目安に定期的にメンテナンスを行うのが良いでしょう。

劣化症状として目視で確認出来る項目をご参照ください。

 

※目視になりますが、屋根の上に乗ってのチェックは大変危険ですので、見える範囲でチェックを行って下さい。

 

1.天井にシミ・雨漏りがしている

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2.色あせ・塗装が剥げて来ている

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3.カビや苔が生えている

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4.屋根にひび割れやズレがある

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以上、上記に検討する事があれば専門業者に診てもらうと良いでしょう。

 

 

4.スレート屋根の修繕方法は?

スレート屋根の修繕方法は主に屋根の塗装・葺き替え・カバー工法(重ね葺き)の3つになります。

では3つの修繕方法の仕方とメリット・デメリットを紹介していきたいと思います。

4-1 屋根塗装

●メリット●

今ある屋根材はそのままで、「保護」という形で塗装コーティングします。

防水・遮熱・断熱と高性能な屋根塗料は多く、使う塗料によって修繕費用は異なりますが、葺き替え・重ね葺きと比べると塗装は比較的安価で行えます。

 

●デメリット●

比較的安価で行えるメンテナンスにはなるのですが、元々劣化している屋根材をそのまま使用し、塗装でコーティングして「保護」をするという形になるので、スレート屋根の耐久性が回復する分けではありません。

※スレート屋根の場合、塗装の際に「縁切り」といって水の逃げ道を作ってあげる必要があり、タスペーサーというものを屋根に噛ませます。しかし、この「縁切り」を行わない業者が多いようなので、注意が必要です。

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4-2 カバー工法(重ね葺き)

●メリット●

今ある屋根はそのまま残し、上から新たに新品の屋根材を設置します。古くなった屋根の撤去を行わない為、工期も短く、騒音も少ない。工事中の雨漏りの心配の必要もありません。

修繕費用としては、塗装よりは高く葺き替えよりは安く行えます。

 

●デメリット●

既存の屋根材を残したまま新しい屋根を設置しますが、その屋根もいつかは劣化するので、その時が来たら産廃する事になりますが、その分の産廃処理費用が掛かってしまいます。

野地板と防水シート(ルーフィング)の確認もとれないので、腐食している場合は分からないまま、広がって行ってしまいます。屋根の重量も増えてしまいますので、耐震などの心配も出てきます。

 

4-3 葺き替え

●メリット●

今ある屋根材を撤去し、新しく屋根を付け替えます。屋根を撤去するので、野地板の上に敷く防水シート(ルーフィング)や野地板のお手入れも可能になります。屋根自体を付け替え新品になるので、防水性・耐久性がある。

 

●デメリット●

既存の屋根を撤去し新しく付け替える為、工期も掛かり、騒音が出ます。既存の屋根の産廃も発生してしまいます。修繕費用としては塗装・重ね葺きと比べると高くなってしまいます。

※屋根を撤去する為、アスベストが含まれているスレート屋根の場合、この時にアスベストが飛散する可能性が出てきてしまいます。

 

 

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。

スレート屋根は軽くてメリットも多い屋根材ではありますが、メンテナンスのタイミングが難しい屋根材でもあるので、1年に1回くらいは、自分の目で確認出来る程度のチェックを行いメンテナンスの時期を考えてみてはいかがでしょうか。

屋根ですので、くれぐれもご自身で屋根の上に乗ってのチェックは危険ですので止めておきましょう。

 

スレート屋根に含まれるアスベスト問題については2006年に完全に製造・在庫・輸入も禁止されています。ただし2006年前の施工に関しましては、含まれている可能性があるかもしれませんので、スレート屋根の修繕をされる時は、専門業者としっかり話し合いをしましょう。

 

モニエル瓦は特殊?!モニエル瓦の注意点から知る塗装~兵庫県川西市の外壁塗装~

モニエル瓦とは乾式洋瓦の事であり、材料はセメントで作られています。オーストラリアのモニエル社とクボタ社が共同開発した瓦になり、日本で導入された事により「モニエル瓦」と名がつきました。

モニエル瓦はセメント瓦の一種でもあるのですが、セメント瓦とは違い、表面に着色スラリーというセメントの着色剤が施されている瓦になります。

この「着色スラリー」というのがモニエル瓦のキーポイントになります。今回はモニエル瓦の劣化症状チェックと注意点が必要な塗り替え方法をご紹介して行きたいと思います。

 

1.モニエル瓦の劣化症状

モニエル瓦の耐用年数に関してはメーカーによって異なりますが、屋根の漏水に関しては一般的には10~15年と言われています。

ですので、視覚で見て、ご自宅の劣化状況を把握しておくと良いのではないでしょうか。

 

チェック項目としては

 

  • 瓦にひび割れがある・骨落

モニエル瓦 割れ

 

  • 瓦がズレている

 

 

 

  • 塗膜の剥離・チョーキング(触ってみて手に色がつく事)

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  • 漆喰の割れ・骨落

 

 

 

  • 防水シートの劣化

 

 

防水シートの劣化は瓦を剥がさないと分かりかねますが、上記いずれかの症状が出ている場合は専門の方に診てもらった方が良いでしょう。

 

2.モニエル瓦の塗り替えは出来る?出来ない?

モニエル瓦は少し特殊なので、施工方法も上から塗料を塗り替えるとい方法だけでは出来ません。

ですので、モニエル瓦の塗り替えは出来るのですが、特殊な為「出来ない」と言われる業者も多く、仮に出来たとしても施工方法がちゃんとされていないと施工不良になり、すぐに劣化が始まるという事も多いそうです。

さらにモニエル瓦の塗り替えの際に塗装出来る下地塗料の種類は限られています。塗装する際に塗料の名前を事前に教えてもらい、モニエル瓦に塗装出来る塗料なのか、自分で調べてみるのも良いかと思います。

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3.塗り替え時に重要な工程とは?

モニエル瓦には「着色スラリー」という着色剤が施されている事を最初にお話ししましたが、この着色スラリーが大事なポイントになります。

着色スラリーを施している為、「スラリー層」というのが出来ます。

塗り替え時にこのスラリー層をしっかり除去してから塗装をしないと施工不良になってしまい、劣化したスラリー層と一緒に新しく塗り替えた塗料もすぐ剥がれてしまいます。

では、モニエル瓦塗り替え時の作業工程を紹介して行きます。

 

①汚れやカビを落としスラリー層を落とす為の高圧洗浄を行う。

モニエル瓦 高圧洗浄

※ひび割れ補修や破損瓦の交換をする為の下地調整・下地補修を行う(高圧洗浄で落としきれなかったスラリー層はケレン具といった道具を使用しながらさらにここで除去されます)

 

②エポキシ系のシーラーや浸透性に優れた下地塗料を塗る。

モニエル瓦下塗り

 

③上塗り塗料を塗る。

モニエル瓦 上塗り

 

 

以上、この作業工程をしっかりと行いモニエル瓦を塗り替えて行きます。

 

 

 

まとめ

現在モニエル瓦は使用されておらず、阪神大震災以降からは軽くて丈夫なセメント瓦のスレート瓦というものが主流になっています。

モニエル瓦事態も国内では製造中止になっており、修繕の際に塗り替えは出来ても新たにモニエル瓦を張り替えたいとなると、在庫を持っている所から探し張り替えという形になります。

塗り替えで修繕が出来るなら、正しい工程で塗り替えをしてもらえる様、モニエル瓦の場合は「スラリー層をしっかり除去」という事を頭に入れておき、施工業者に確認すると良いでしょう。

 

 

サイディングの種類と特徴から知る外壁塗装~兵庫県川西の外壁塗装~

「サイディング」とは外壁材の一種で、外壁に張る板状の外壁材の総称になります。

サイディングと呼ばれるものには大きく分けると、窯業系・金属系・木質系・樹脂系の4種類あり、工場生産のため品質が均一で施工性が高いですが、それぞれに性質や特徴、経年劣化数も異なります。

今回は、それについてご紹介して行きたいと思います。

 

1.外壁サイディングの種類

まず、窯業系・金属系・木質系・樹脂系サイディングとはどんなものなのかを紹介していきたいと思います。

 

①窯業系

窯業系サイディングとは、セメントを原料にしており、セメント原料に繊維質原料を加えて補強効果をつけ、引っ張る力や曲げる力など、抵抗する力の強度を高くしています。地震や火災にも強い。

 

窯業系サイディング

画像出典:http://kabesite.com/examples/view/251/srt:newer/page:5/keyword_attribute_id:13

 

 

②金属系

金属系サイディングとは、耐食性のある金属銅板やアルミニウム合金板・ステンレス銅板の表面に焼付塗装をしたものになり、軽量。

断熱性・耐火性・耐久性にも優れている。

 

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画像出典:http://www.nichiha.co.jp/wall/center/index.html

 

 

 

③木質系

木質系サイディングとは、天然木に塗装を施しており、環境にも優しく断熱性が高い。

耐久性もあり害虫にも強く、腐りにくい樹種もある。

木質系サイディング

画像出典:http://www.igkogyo.co.jp/syohin/wsd/wsd_lineup/wsd_allitem/mw.htm

 

④樹脂系

樹脂系サイディングとは、塩化ビニル樹脂製で長期間でも強度が衰えず、弾力性があるので、傷や凹みに強い。

外壁材に顔料が塗られているのではなく、練りこまれている為、色剥げや色むらがなく耐候性に優れている。

樹脂系サイディング

画像出典:http://www.shinpoly.co.jp/product/construct/polypanel/polypanel/pdf/polypanel_catalog_2015.pdf

 

 

 

2.どのサイディングが良いの?

サイディングには大きく分けると4種類のサイディングがある事が分かりましたが、どのサイディングが良いのか分かりかねますよね。

サイディングにはそれぞれ特徴があり、選ぶサイディングによっては出せるデザインと出せないデザイン等もあります。

続いては経年劣化数・特徴とともにメリット・デメリットをご紹介して行きます。

窯業系サイディング     (経年劣化数:7~10年)

【メリット】

窯業系サイディングは最も一般的な住宅で使用されています。カラーバリエーションに優れており、デザインも豊富です。

デザインとしては、タイル調・石積調・レンガ調・木目調・ボーダー調などがある。

地震や火災にも強く、遮音性にも優れている。結露防止し、耐久性を向上させる外壁通気工法が可能。

経年劣化数は他と比べて短いが、表面の塗装などに工夫をすれば、汚れにくくメンテナンスを楽にする事ができる。

 

【デメリット】

熱を吸収しやすく水にも弱い為、防水処理を行っていても、経年劣化により防水処理塗膜が剥がれると、水を吸収しやすくなり、チョーキング(褐色)や藻・カビの発生に繋がる。

 

木質系サイディング      (経年劣化数:10年~)

【メリット】

断熱性に優れており、環境に優しい。さまざまな樹種の種類もあり、横張りや縦張りなどもある。天然木が使用されている為、木の独特の味わいを活かせる事が可能。

防火性能を持つ木質サイディングも出てきている。

 

【デメリット】

天然木なので、水に弱く腐る可能性がある。(樹種によっては腐りにくい物もある)

亀裂の発生や苔・藻・カビの発生にも繋がるので、メンテナンスをしっかりと行わないといけない。

 

金属系サイディング    (経年劣化数:10~15年)

【メリット】

金属系サイディングの大きな特徴としては、他の外壁材と比べて圧倒的に軽量なので、取り付けが簡単で柱や粱などに掛かる負担が少なく、色んな形に成型しやすいので、デザインのバリエーションも豊富。

耐火性・防水・防音にも優れており、ひび割れや凍害にも強く、軽量の為既存の外壁に重ねて張る事が出来るので、リフォーム向けでもある。

 

【デメリット】

金属の種類で耐久性が変わる。

酸性雨や塩害になりやすい環境では金属は腐食しやすくなってしまう。物があたると変形しやすい為、穴が開いたり、塗装が剥がれてしまったりすると、劣化しやすくなる。

 

樹脂系サイディング    (経年劣化数:10~20年)

【メリット】

北米で生まれた建材で、外壁材に塗料を塗っている表面塗装ではなく、顔料を練りこませている為、劣化しても塗膜が剥がれるという事がない。

耐候性にも優れており、塩害や凍害にも強い。

軽量の為、施工しやすくリフォームにも向いており、汚れなどは水洗いでき、外壁が破損した場合も窯業系や金属系よりは簡単に補修出来る。

 

【デメリット】

デザインのバリエーションが少なく、施工できる工務店が少ない。

樹脂サイディングは建築基準法に規制されているため、準防火地域や22条区域での使用は各メーカー個別に認定を所得している商品の使用になる。

 

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

サイディングにも色々あり、やはりどれもメンテナンスフリーという訳には行きません。

価格帯もサイディングは厚みや施す塗料によって異なるので、ピンキリになります。厚みがある分、値段も高くなり主に塗られているシリコン塗料ではなく、耐久性が高く塗料自体も高いフッ素や光触媒塗料を施せばサイディングの価格も上がります。

どういう目的でするのか、どういうメリットを活かしてより良く快適に住めるようにしたいかを考えて選ぶのが重要なのではないでしょうか。

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