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モニエル瓦は特殊?!モニエル瓦の注意点から知る塗装~兵庫県川西市の外壁塗装~

モニエル瓦とは乾式洋瓦の事であり、材料はセメントで作られています。オーストラリアのモニエル社とクボタ社が共同開発した瓦になり、日本で導入された事により「モニエル瓦」と名がつきました。

モニエル瓦はセメント瓦の一種でもあるのですが、セメント瓦とは違い、表面に着色スラリーというセメントの着色剤が施されている瓦になります。

この「着色スラリー」というのがモニエル瓦のキーポイントになります。今回はモニエル瓦の劣化症状チェックと注意点が必要な塗り替え方法をご紹介して行きたいと思います。

 

1.モニエル瓦の劣化症状

モニエル瓦の耐用年数に関してはメーカーによって異なりますが、屋根の漏水に関しては一般的には10~15年と言われています。

ですので、視覚で見て、ご自宅の劣化状況を把握しておくと良いのではないでしょうか。

 

チェック項目としては

 

  • 瓦にひび割れがある・骨落

モニエル瓦 割れ

 

  • 瓦がズレている

 

 

 

  • 塗膜の剥離・チョーキング(触ってみて手に色がつく事)

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  • 漆喰の割れ・骨落

 

 

 

  • 防水シートの劣化

 

 

防水シートの劣化は瓦を剥がさないと分かりかねますが、上記いずれかの症状が出ている場合は専門の方に診てもらった方が良いでしょう。

 

2.モニエル瓦の塗り替えは出来る?出来ない?

モニエル瓦は少し特殊なので、施工方法も上から塗料を塗り替えるとい方法だけでは出来ません。

ですので、モニエル瓦の塗り替えは出来るのですが、特殊な為「出来ない」と言われる業者も多く、仮に出来たとしても施工方法がちゃんとされていないと施工不良になり、すぐに劣化が始まるという事も多いそうです。

さらにモニエル瓦の塗り替えの際に塗装出来る下地塗料の種類は限られています。塗装する際に塗料の名前を事前に教えてもらい、モニエル瓦に塗装出来る塗料なのか、自分で調べてみるのも良いかと思います。

図15

 

 

3.塗り替え時に重要な工程とは?

モニエル瓦には「着色スラリー」という着色剤が施されている事を最初にお話ししましたが、この着色スラリーが大事なポイントになります。

着色スラリーを施している為、「スラリー層」というのが出来ます。

塗り替え時にこのスラリー層をしっかり除去してから塗装をしないと施工不良になってしまい、劣化したスラリー層と一緒に新しく塗り替えた塗料もすぐ剥がれてしまいます。

では、モニエル瓦塗り替え時の作業工程を紹介して行きます。

 

①汚れやカビを落としスラリー層を落とす為の高圧洗浄を行う。

モニエル瓦 高圧洗浄

※ひび割れ補修や破損瓦の交換をする為の下地調整・下地補修を行う(高圧洗浄で落としきれなかったスラリー層はケレン具といった道具を使用しながらさらにここで除去されます)

 

②エポキシ系のシーラーや浸透性に優れた下地塗料を塗る。

モニエル瓦下塗り

 

③上塗り塗料を塗る。

モニエル瓦 上塗り

 

 

以上、この作業工程をしっかりと行いモニエル瓦を塗り替えて行きます。

 

 

 

まとめ

現在モニエル瓦は使用されておらず、阪神大震災以降からは軽くて丈夫なセメント瓦のスレート瓦というものが主流になっています。

モニエル瓦事態も国内では製造中止になっており、修繕の際に塗り替えは出来ても新たにモニエル瓦を張り替えたいとなると、在庫を持っている所から探し張り替えという形になります。

塗り替えで修繕が出来るなら、正しい工程で塗り替えをしてもらえる様、モニエル瓦の場合は「スラリー層をしっかり除去」という事を頭に入れておき、施工業者に確認すると良いでしょう。

 

 

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