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外壁タイルの補修を知ろう~兵庫県川西市外壁塗装~

外壁タイルはマンションや一般家庭でも多く使用されており、美観がとても良い建物になっています。

建物に使用されている外壁タイルはたくさんのタイルを使用している為、劣化したタイルの補修はどうなるのでしょうか。

例えばヒビの入ったタイルが一枚あれば、その一枚だけを張り替えれば良いのか。

一枚張り替えるだけなら、わざわざ業者を呼ばなくても自分一人で出来るのではないか?

今回はそういった疑問を解決出来る様、外壁タイルの補修方法についてご紹介して行きたいと思います。

 

 

1. 外壁タイルの劣化症状を知る

まず初めに、外壁タイルが劣化した場合、どういった症状が出るのかをご紹介して行きたいと思います。劣化によるヒビ割れ等は目視で簡単に見つける事が出来ますが、目視では判断出来ない場所も劣化しているのか、それが原因で劣化症状が出ているのかが分かれば、今すぐ補修した方が良いのかの判断基準にも繋がるかと思います。

 

1-1 タイル・躯体コンクリートのヒビ割れ

タイルのヒビ割れとなる原因は、躯体の挙動による影響や、外部衝撃によるタイルのヒビ割れ、躯体コンクリートの温度変化や乾燥収縮の伸縮が原因で、躯体コンクリートにヒビが入ってしまい、タイルのヒビ割れにも繋がります。

コンクリートの乾燥収縮は約2年前後に渡り進行する性質を持っています。

 

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1-2 タイルの浮き

タイルの浮きは躯体とタイルの密着力の低下により、タイル部分が浮いてしまいます。

太陽光を浴びる事によって熱膨張が発生し、それにともない収縮を繰り返し、密着力が低下して行ってしまいます。また、それによって下地モルタルとタイルの間に隙間も生じやすくなります。

その他には建物自体の変形や揺れ・歪みによっても密着力が低下してしまいます。

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画像出典:LIXILリフォームショップライファ立川TOP

1-3 タイルの欠落

経年劣化による剥がれや、外的衝撃により欠落が発生します。経年劣化による剥がれの原因については、タイルのヒビ割れやタイルの浮きの原因に繋がります。

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画像出典:www.npo-krk.or.jp/tille/

 

1-4 タイル目地シーリングの劣化

目地シーリングの劣化は、経年劣化によるものもありますが、太陽光や雨風、躯体による挙動などが原因で、目地シーリングが痩せてしまったり目地部分にヒビ割れや変色などを起こします。

外壁などの塗り替え時期にあわせ約10~15年ぐらいで目地シーリングも一緒に補修を行ったりもしますが、目地シーリングの耐久年数は平均でも約5年程度だと言われています。

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1-5 目地部分の白華現象

白華現象とは、ヒビ割れや浮き・目地部分の劣化などにより、水がタイルの裏側にまで侵入してしまい、セメントの中に含まれる石灰成分を溶かしてしまい、水酸化石灰となり目地部分から染み出して来る現象になります。

さらに染み出した水酸化石灰は空気中に含まれる炭酸ガスと結合し、石灰石となりタイルを白く汚してしまいます。

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画像出典:biancojp.co.jp

 

2. 外壁タイルの補修方法は?

外壁タイルの劣化症状にはどのようなものがあるのか、お分かりいただいた次は補修方法についてです。

タイルを使用しているので、DIYの様に自分で補修出来そうに思われがちですが、外壁タイルの場合、DIYの様に簡単に補修出来るものではありません。

見た目はキレイに補修出来たとしても、内部までの劣化の場合は見た目だけ補修出来ても意味がありません。

では、外壁タイルが痛んだ場合、どのような補修作業が行われるのか、劣化症状別にご紹介して行きたいと思います。

 

 

2-1 タイル・躯体コンクリートのヒビ割れの補修

外部衝撃によるタイルのヒビ割れの場合は、タイルを張り替える方法となり、在庫があれば既存のタイルと同じ物を使用しますが、在庫がない場合は特注で似た様なタイルを焼いてもらう事になります。

 

①タイル除去Uカットシーリング工法

こちらはタイルのヒビ割れではなく、躯体コンクリートがヒビ割れしている場合に行われる補修方法となります。

ヒビ割れしているタイル周辺の目地部分をディスクカッターで切り、タイルと下地モルタルを撤去します。続いてヒビ割れしている躯体コンクリート部分にディスクカッターで溝を作り、シーリング材を詰めて防水補修を行い再度モルタルを塗布し、新しいタイルを張り付ける工法になります。

※この時、目地の色とタイルの色に差異が出てしまう場合がありますが、目地の場合は色を合わせる事が出来ます。タイルの場合は上記でも説明していますが、特注で似た様な色のタイルを焼いてもらい、用意す事が可能ですが、少しの差異は生じてしまう可能性があります。

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②エポキシ樹脂注入工法

ヒビ割れしている躯体コンクリートの内部にエポキシ樹脂を注入して詰め、防水補修を行う工法になります。

注入したエポキシ樹脂がヒビ割れしている部分から溢れ出ない様に、仮シール材と呼ばれる材料で注入後にヒビ割れ部分に貼り付けを行います。注入したエポキシ樹脂が固まれば仮シール材は撤去します。こちらのエポキシ樹脂注入工法はVカットシーリング工法とは違い、ヒビ割れ跡が見えなくなる訳ではないので、美観に関しては損なわれてしまう可能性があります。

※0.1mm以下のヒビ割れに施すのは難しい工法となります。

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③弾性エポキシ樹脂注入工法

こちらの工法は②で紹介したエポキシ樹脂注入と同じ工法になりますが、「エポキシ変成シリコーン系」といった材料を注入する事により、伸びの性質が加わりヒビ割れに追従性があります。

しかし、エポキシ樹脂注入と同様、ヒビ割れ跡が見えなくなる訳ではないので、美観の問題が出て来てしまいます。

※0.1mm以下のヒビ割れに施すのは難しい工法となります。

 

 

2-3 タイルの浮き・剥落の補修工法

 

①アンカーピンニングエポキシ樹脂注入工法

タイルの中心部に特殊なドリルで水を注入しながら穴を開け、中空ピンと呼ばれるアンカーピンやステンレス製ネジボトルで浮いているタイルを固定する工法になります。

目地を固定するのではなく、タイル自体を固定するのでタイルの剥落を防ぐ事が出来ます。

 

②エポキシ樹脂注入ピンニング工法

エポキシ樹脂注入ピンニングはアンカーピンニングエポキシ樹脂とは違い、浮きのあるタイルではなく、目地周辺にコンクリートに達するまでドリルで穴を開け、エポキシ樹脂を注入用ポンプで注入し、ステンレス製ネジボトルで縫い込むように下地モルタルとコンクリートを固定する工法になります。

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③タイルの張り替え

浮きの進行が進んでいる場合はタイルごと撤去し、新規タイルと張り替えを行います。

ただ、タイルの張り替えは上記でも説明した様に、在庫がなければ既存のタイルと同じタイルを用意するのが難しく、特注で似た様なタイルを焼き上げるか、似た様なタイルを探し出して張り替えるしかないので、美観が損なわれてしまう可能性もあります。

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2-4 目地シーリングの劣化補修

①シーリングの打ち替え(打ち直し)

シーリングの打ち替えは、目地部分が劣化しヒビ割れや劣化でかなり痩せてしまった場合に、古いシーリングを撤去し、新しいシーリングに張り替える工法になります。

軽いヒビ割れ程度ならコーキングをして補強するのですが、ヒビ割れが深かったり目地部分が痩せてしまっていると、裏側まで水が浸透してしまう恐れがあるので、それを防ぐ為に行います。

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②シーリングの打ち増し

シーリングの打ち増しとは、劣化の状況が酷くなければ、元あるシーリングの上から新しい層のシーリングを作る工法の事を言います。

 

2-5 目地白華現象の補修

①酸で洗浄する

この白華現象の場合は、白華で汚れてしまったタイルを酸で洗浄し、水の侵入経路となっている場所を特定し、補強する方法になりますが、これはあくまで一時的なもので、キレイに洗浄が出来ても、根本的な原因箇所の補修をしない限り白華現象は再度起きてしまいます。

 

 

 

まとめ

外壁タイルは室内で行う様なDIY感覚での補修は難しく、劣化状態によっては落下事故に繋がり歩行者に激突してしまう可能性が出てきます。

コーキングだけで済む補修なら良いですが、業者にしか分からない根深い所まで傷んでしまっていては、自分で補修する事も出来ないですし、放っておくと修繕費が膨れ上がってしまいます。

定期的に目視などでチェックし、早期発見・早期補修が出来れば簡単な補修で済みますし、修繕費用を抑える事も出来ます。

DIYの様に簡単に補修出来るものではないので、ちゃんと業者に依頼をしましょう。

 

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